B.L.A.C.K.関連の考察

メイサとセイラの姉妹関係

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この内容は、著者のバイアスで
歪んでる可能性があります。
内容の閲覧には、
そこを注意して読んで下さい。
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今回はメイサとセイラの関係性を考えて
いきます。
まず、二人の関係を軽く触れていこう。
メイサとセイラは、北海道出身のNoble12。
メイサは№2、セイラは№11
且つ双子である。
個人の人物像や背景は、下記を参照。
夷守メイサ
石籠セイラ
これから考えれることは、
姉妹の人物像を知っていることが、
前提条件になる。
二人の情報を見た時、この姉妹をどう思った
だろうか?
感想は千差万別だろうが、
自分はこう思った。
『すれ違い通信』。
とは言っても通信状況は良好ではない。
何でこう思ったか?
それは、作中に於けるセイラの紹介文から
多少は読める。
一部抜粋。
『こんな下っ端の数字なのは、
命令違反を続けるうちに、
どんどん下がってったから。』
これは本人も自覚している位だから、
セイラは常習犯であるのは明確であろう。
しかも降格処分で、シヅキを退けば最下位。
逆にこれだけ問題を起こしても、
B.L.A.C.K.から追放されないのは、
メイサの働きなのかもしれない。
真偽は不明だが、セイラの行動は
少し気になる処がある。
それは、『ただひたすら強いヤツとやりあいたくて、
強いヤツが集まる場所を探してたら──
大帝國華撃団B.L.A.C.K.に居たってだけ。』である。
本人の台詞から見ると、
かなりガサツで、大雑把な性格に思える。
射撃兵器を至近距離でブッパとかは、
それを感じさせる。
『俺より強い奴に会いに行く。』的な事を
言っているが、
これは『プラナじゃなくてもよくない?』になる。
実の姉も『メイサ』と呼び捨てている処も、
不和があるように感じれる。
では、セイラにはどんな目的があって、
その様な事をしているのか?
結論として、セイラは『メイサの中で特別な
存在として有り続けたい。』と考えた。
勿論、意図的にそんなことは、
考えないと思われる。
ただ、『メイサの中で特別な
存在として有り続けたい。』と
思った結果、B.L.A.C.K.を目指して、
Noble12を目指したと思われる。
メイサは、厳格な処は有ると思われるが、
面倒見は良い方だと思う。
それは、作画を担当された西村キヌさんの
原画?を拝見した勝手な解釈になるが。
プラナの登場で自分に構う機会が減り、
終いにはプラナの望みなら、
何でも叶えると言う展開になった事から、
プラナと姉に対しての見方が、
歪んでいったと思われる。
そうでもないと、姉を呼び捨てにしたり、
プラナをつけ狙う理由も考えにくい。
なんなら、帝都が陥落する状況なら、
命令を無視して、プラナをぶん殴れば
良いのに、ワザワザそれを行わないで、
命令を聞いたのか?
姉だけでなく、目付け役達も居ない。
アセビの言う事なんか、1000%無視する。
セイラが問題行動をしているのを、
アドラー心理学で有名な、
『幸せになる勇気』より、類似していると
感じる箇所を抜粋する。
気になる人は『嫌われる勇気』とセットで、
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類似している箇所は以下の通り、
 ・問題行動の「目的」はどこにあるのか?
 ・私を憎んでくれ、私を見捨ててくれ
 ・暴力と言う名のコミュニケーション

問題行動の「目的」はどこにあるのか?
著書の中では、この目的は隠されたもの
であると書かれている。
それは「ほめられてもらうこと」、
「共同体の中で特権的な地位を
手に入れる」ことである。
ここで、セイラが『メイサの中で特別で
有り続けたい。』と思っていたら、
上記二つは十分あり得る。
褒めてもらうと言うより、認めてもらうが
近いだろう。
そしてこれらの問題行動を起こすのに、
5段階で分けれると、記載されている。
私を憎んでくれ、私を見捨ててくれ。
先程の述べた5段階とは、どんなのかを
見てみよう。
  
  ①称賛の要求
  ②注意喚起
  ③権力争い
  ④復讐
  ⑤無能の証明

下に行く程、傾向が強くなると考えて良い。
セイラに関する情報が非常に少ないが、
その情報のみで解釈を進めると、
セイラは、③~④に該当していると思う。
④に近いと思われる。
③は、『誰にも従はず、挑発を繰り返し、
戦いを挑む。その戦いに勝利して、自らの
力を誇示、特権的な地位を獲得しようと
する。』である。
④は、権力争いを挑んだが、歯が立たず、
勝利を収めれなくなった後、『私を認めて
くれなかった人、愛してくれない人に対して
愛の復讐を行う。』と言うものである。
度重なる命令違反からの降格、
お芝居は興味ない。
俺より強い奴に会いに行く。
等と色々言っているが、
『メイサの中で特別で有り続けたい。』
この一点を満たす為に、自らの問題行動を
選択している。
しかし姉の事は誰よりも知ってる彼女は、
これまで行ってきた方法では、メイサが
振り向く事はないと、
本能的に理解している。
そして自分の居場所を取り戻す為に、
行動している。
そして問題行動と姉妹という関係を使えば、
メイサは嫌でもセイラを、
見ざるおえなくなる。
結果、私を憎んでくれ、私を見捨ててくれ、
に繋がる。
見捨てれば、セイラをしかとしてハイ終了。
かと言えば、そんなことはない。
問題児=自分の妹=セイラとなる。
マイナスを極める事で、特別な存在になり、
セイラの目的は達成される。
暴力と言う名のコミュニケーション。
著書の中で暴力とは、最後に選択される
コミュニケーション手段であり、
どこまでも低コストで、安直な
コミュニケーション手段であると、
記載されている。
いやいや、セイラは問題児かもしれないが、
暴力沙汰起こす程の事があるとは、
記載されていないだろ?となる。
確かにその描写は、何処にもないです。
暴力沙汰を起こしているとして、
考えれるのは、『度重なる命令による降格』。
そして射撃兵器を遠くで撃とうとせず、
近くでブッパすると言う性格。
俺より強い奴に会いに行くと言う考えから、
少なくとも、理論的と言うより、感情的な
思考が優先され、大雑把で短気な性格と、
血の気が多いの事が伺える。
もし、彼女が弱者には手を出さない、
的な思考があるとしたら、
そもそも降格処分、
しかも複数回受けないと思われる。
口が悪いだけだとしても、複数回の
降格処分は受けないと考えれる。
単純に彼女の管理をメイサか、ミヤビが行う
事で、行動を管理すれば良いのだから。
セイラ自身が言うように、N11・12は
特別だとしたら、確実にセイラは、
腫物として蚊帳の外に出されているとも、
考えれる。
シヅキには、明確な役割があるが、
セイラにはそれが無い。
相手を嵌める程、頭の回転が高いとも
言えない。
そうなると選択肢は徐々に減り、
残っている中で妥当に思えるが、
暴力になると考えれる。
彼女にとってのB.L.A.C.K.は、
目的を叶える為に、都合の良い
場所でしかない。
プラナをシバクなら、B.L.A.C.K.じゃなくても
良いですからね。
そうなると、この姉妹は上手く
やれているのか?
と思うと疑問が結構残る感じです。
セイラを額面通りに解釈して、
そこから石籠セイラと言う人物と、
姉である夷守メイサの関係性は、
どうなのかを考えてみました。
前回より短くなるかなと、思ってましたが、
絶対長く成ったと思いますw
でわ、今回はこれ終わりにしようと
思います。
有難うございます。

「B.L.A.C.K.関連の考察」への1件のフィードバック

  1. 一つ疑問が。
    ミライ機関って言葉どこで出てましたっけ?
    自分は通称としてミライ機関という言葉を使っていましたが、これは蒸気併用霊子機関と同じ意味で仮に使っていただけだし、賢人機関とかの機関とは意味が違うので…

    ただ、大筋で似たような存在がある事は確かだと思うので妄想自体にはあまり影響しませんけどね(笑)

    ・2021年12月5日追記
    ミライ機関というエンジンを意味する単語がGoogleストアアプリのあらすじにありました事をここに追記しておきます。

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