サマエル
【概要・変遷】
現政府の最高技術者であり、
2章および4章では時田梅林、
淡路至留波を唆し、
政府の総督に仕立て上げつつ、
彼らも監視役として活動していた。
自分の頭脳と技術に絶対の自信があり、
機兵および霊子スーツ、霊力塔の開発から、
国防や国土の設計までこなす。
自分が設計したもの以外は信用しておらず、
総督である梅林、至留波も
用済みと判断したら即刻始末をしようとする。
こういった冷酷な面は、終章のベリアルの
『人間も悪くないだろ』と言う発言から、
元からそうであったわけではなく、
過去に起きた何かしらの出来事から
他者を信用しなくなったことが読み取れる。
想定外の事態に対する対応力は、
あまり高くなく、
特に、クマ機兵が自我に目覚めたことや、
ふうかの生み出した新システムに対して
大きな戸惑いを見せていた。
終章では帝都の防衛司令官として、
立ちはだかる。
帝都の全勢力を以て、
帝国華撃団を窮地に追いやる。
しかし、帝国華撃団の想定外の抵抗と、
各地からの増援が続々と集結し出した事で、
戦局が逆転し、包囲網を破られることになる。
最終的に、自身が機兵に搭乗して
立ちはだかるも、ふうかが開発した
霊力循環システム「Blue-Sky」を
搭載した光華四式[特] [友光]の前に敗れ去る。
エピローグとなる太正101年では、
名指しこそされてはいないが、
青島ふうからと共に、Blue-Skyの調整に
携わり、帝都の復興に助力したと
示唆されている台詞がある。
戦闘では、四足の機兵に搭乗していて、
頭部が鞭状になっている奇抜な
機体となっている。
常に一定の距離を保ちつつ、
鞭状になっている指で攻撃を仕掛けてくる。
必殺技は、
「サマエルカオティックテンタクルズ」
である。
尚サマエルは、ミライ機関の開発に関わった
記述はない。








